バカドリル作者らの漫画家がトークイベント-湊町のライブハウスで

11月23日に開催される漫画家3人によるトークイベント

11月23日に開催される漫画家3人によるトークイベント

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 大阪・湊町のライブハウス「montage(モンタージュ)」(大阪市浪速区桜川1、TEL 06-6561-8611)で11月23日、漫画家トークイベントが開催される。

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 同ライブハウスは、「本当に面白いものは、面白いものをつくる人の頭の中にある」をテーマに、漫画に関するイベントを多く行ってきた。15回目となる今回のイベントでは、天久聖一さん、タナカカツキさん、ロビン西さんの3人の漫画家がトークを繰り広げる。3人は昨年の同イベントにも登場している。

 天久さんは香川県出身、1989年漫画家デビュー。著書は「お前」「バングラディッシュ日本」など。「ほぼ日刊イトイ新聞」での連載(昨年まで)のほか、映像制作も手がける。タナカさんは大阪府出身。1985年デビュー。著書は天久さんとの共著の「バカドリル」のほか、「オッス!トン子ちゃん」(扶桑社)など。ロビンさんも大阪府出身。著書は「マインドゲーム」(飛鳥新社)、「ポエやん」(マガジンハウス)など。2004年にアニメ化された「マインドゲーム」が文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞を受賞。

 同イベントを企画するマックスパワーのハヤマックスさんによれば、「1年前にこの3人でイベントを行ったが、今それぞれに新しい動きが出てきた」のが今回開催のきっかけだという。天久さんが「バカドリル」のmixiでの連載開始及び法人化、タナカさんが「オッス!トン子ちゃん」の続編を発売、ロビンさんは自費出版プロジェクトや漫画と技術のコラボレーション「漫技展」を始動している。それを踏まえながら、「従来の紙面上の漫画という表現以外にも、さまざまな新しい『漫画』としての表現に取り組んでいるこの3人に、生でしか語れない内容のトークを行っていただこうと考えている」という。

 同イベントシリーズについて、ハヤマックスさんは「おいしいものを食べたら、どうやって作ったのかが気になるのと同様、面白い漫画に出会ったらその作者の頭の中が気になると思う。漫画家と一緒に漫画を体験できるイベントを目指していきたい」と話す。

 17時30分開場、18時開演。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円(ともにドリンク代別)。

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