博多水炊き専門店が心斎橋に関西初出店-銘柄鶏「華味鳥」使う

すだれで仕切った「半個室」を充実させた店内

すだれで仕切った「半個室」を充実させた店内

  • 0

  •  

 トリゼンフーズ(福岡市博多区)は9月4日、水炊き専門店「博多華味鳥 心斎橋店」(大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-6252-5536)を「ホテル日航大阪」地下2階にオープンした。

[広告]

 同店はオリジナル銘柄鶏「華味鳥」の養鶏や加工を行うトリゼンフーズの直営店で、今回が関西初出店となる。九州4店舗、東京・銀座店に次ぐ6店舗目。「『華味鳥』の名前と味を全国の人に知ってもらいたい」(同店)との思いから出店したという。店舗面積は約68坪。シンプルで落ち着いた雰囲気の店内に全96席を設ける。他店舗で「個室」の要望が多く寄せられたため、すだれや仕切りなどを使用しプライベート感のある店内を意識したほか、靴を脱ぎたくないという女性客の要望を踏まえ座敷は1テーブルのみにした。

 「華味鳥」は、柔らかいが歯ごたえがあり、煮込んでもぱさぱさにならないところが「水炊き向け」だという。「華味鳥」の鶏がらを使用し「コク」を出したスープにもこだわる。卵雑炊の付いた基本セット=2,900円、小鉢や鳥刺しなどが加わった「味コース」=3,500円のほか一品料理も。ドリンクは九州の焼酎や日本酒、生ビール、カクテルなどを用意。客単価は、九州の店舗では4,500円前後、銀座店は9,000円前後と地域で幅があるが、心斎橋店では5,000円~6,000円を見込む。

 同社飲食本部の崎野美也子さんは「以前の客層は、約9割が年配の男性ビジネスマンだったが、最近は30代前後の女性客が増えた。お金もあって、良いものを食べてきれいになりたい、自分のためにお金を使いたいという女性客が多い」と話す。

 「大阪出店への要望は以前から多くあったが、大阪の人は『味に厳しい』というイメージが強く、時期を見ていた。『落ち着いた場所』という希望に合致した出店場所が見つかり出店を決めた」(崎野さん)という。「銀座店ではスタッフとお客様の距離を考え、『接客しすぎない接客』を心がけているのとは逆に、大阪では少し『ノリ』のある接客が必要だと感じている。地域に見合った接客で、地域の方に愛される店舗にしたい」とも。

 営業時間は、月曜~土曜=11時~14時、17時~23時、日曜・祝日=11時~22時。年末年始、お盆、第3水曜は定休。

水たき料亭「博多華味鳥 大阪心斎橋店」(ぐるなび)博多中洲「料亭華味鳥」関連記事(なんば経済新聞)-博多水炊き「蟻月」が心斎橋に関西初出店

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース