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大丸心斎橋で「ナショナル ジオグラフィック」写真展、テーマ別に190点

写真展の様子

写真展の様子

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 大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231)本館7階で4月1日、写真展「ナショナル ジオグラフィック展」が始まった。

動物写真家・岩合光昭さんの写真も

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 月刊誌「ナショナル ジオグラフィック」の掲載写真を展示する同展。同誌は1888年、米国の地質調査所など政府の部局に所属していたメンバーたちにより創刊されたもので、1995年に日本版を創刊した。同展は日本版創刊20周年を記念し、1000万点を超える写真の中から選んだ190点を展示する。

 会場では、「冒険・探検の記録」(41点)、「自然科学」(24点)、「野生の世界」(29点)、「人類と文化」(46点)の4テーマで展示。創刊当時は写真技術が未発達だったこともあり、同誌に初めて写真が掲載されたのは1890年7月号、「ロシア・ヘラルド島」の写真だったという。同展では同写真のほか、1909年に北極点に到達した冒険家による写真、1911年のマチュピチュ発掘調査隊の写真など、100年以上前に撮影された写真も展示する。

 このほか、プラスチックゴミを食べて死んでしまったコアホウドリの写真、北極や森、海の中などで撮影された動物や自然の写真、地球上のさまざまな地域に住む人々のありのままを撮影した写真、高度な技術を使って撮影した写真、メッセージ性を帯びた写真など、変化し続ける時代を切り取った掲載写真を展示する。それぞれの写真には説明文を添え、撮影の背景や訴えたいテーマなどを解説している。

 特別企画として、日本人として2度、同誌の表紙を飾った岩合光昭さんの写真(12点)や、写真家・野町和嘉さんによる壁画の写真(20点)、熱帯雨林のゴクラクチョウを撮ったティム・レイマンさんの写真(25点)も併せて展示する。4月4日は、野町さんによるギャラリートーク(13時~、15時~、各30分間)も開く。

 展示写真は全て、会場限定でプリント販売する。ラインアップは、六つ切り(3万2,400円)、大四つ切り(6万4,800円)、半切り(9万7,200円)、全倍(19万4,400円)の計4サイズを額装して販売する。

 入場料は、一般=700円、大学生・高校生=500円、中学生以下=無料。開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月13日まで。

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