南海、不発弾処理のため運休へ パークス・CITY南館も影響

避難区域図

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 大阪市浪速区日本橋西1の工事現場で発見された不発弾の撤去作業のため、5月9日、南海電鉄が7時30分から昼ごろの規制解除まで、付近を通る列車を運休する。

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 不発弾は、共同住宅の新築工事現場で3月16日10時ごろ、掘削作業中に工事関係者により発見されたもので、陸上自衛隊によりアメリカ製2000ポンド普通爆弾(1トン爆弾、長さ1.8メートル、直径60センチ)であることが確認された。弾頭と弾底部分に信管が残っていることから、爆弾全体を耐火シートで保護し、信管に保護キャップをかぶせるなどの処置を施した。

 不発弾の撤去作業は、8時ごろから、半径300メートル以内の範囲を立ち入り禁止にして行われる。1600世帯、2200人の住民と、500カ所の事業所が避難する。撤去完了は昼ごろを予定する。

 南海電鉄は、難波駅から発着する全ての列車が運休する。南海本線、空港線は難波~住之江間で、高野線(汐見橋~岸里玉出間を除く)は難波~堺東間で、共に全列車が運休する。難波駅2階南改札口は立ち入り禁止区域となるため、始発から規制解除まで閉鎖する。

 なんばパークス、なんばCITY南館は13時から営業を予定。なんばこめじるし、なんばPier、なんばEKIKANの各高架下施設は、規制解除後、店舗により営業開始時刻は異なる。

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