大阪・南堀江のディスコに焼そば店-「地ソース」73種類を用意

店長の澤田さん。手にしているのは大阪・東住吉区の地ソース「ヘルメスソース」

店長の澤田さん。手にしているのは大阪・東住吉区の地ソース「ヘルメスソース」

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 全国の「地ソース」53銘柄73種類をそろえる焼そば店「焼そば やん!」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6539-1032)が、ビジネスマンや「ソース好き」を中心に話題を呼んでいる。客は好みに合わせてソースを選択できるのが特徴。

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 同店は、南堀江のソウルディスコ「ソウルファクトリー」2階。「ソウルファクトリー」代表でDJの澤田敏行さんが、バーとして使用していた場所に鉄板を導入、先月より本格的に運営を開始した。オープン以来ランチタイムを中心にビジネスマンや「ソース好き」の人々でにぎわうとともに、テレビや新聞など各メディアが多数取材に訪れる注目店となっている。

 幼いころから焼そばが大好きだったという澤田さんは、「味の基本」(澤田さん)であるソースにこだわる。ソースの銘柄を公表しない店が多い中、同店ではあえて銘柄・種類を明記。客は好みに合わせて選択することができる。「ソースが1種類の店は多いが、皆さんそれぞれ思い出の味があるはず。懐かしい『地元の味』を思い出していただけたら」(同)。

 基本ソースは大阪・東住吉区の地ソース「ヘルメスソース」を使用。そのほか「パロマソース」(大阪・松原市)、「かなんソース」(大阪・南河内)、「ヒシウメソース」(大阪・西成区)など大阪の地ソースのほか、「ばらソース」(神戸)、「ハグルマソース」(和歌山)、「ブルドックソース」(東京)、「カープソース」(広島)、「ヒカリソース」(愛知県)など各地のものも。澤田さんは「『地ソース』は『地酒』のようなもの。家族運営など小さな工場で生産されているものがほとんどだが、大阪にも各工場の思いが込められた『地ソース』がたくさんあることを知っていただき、味の違いを楽しんでもらえれば」と話す。

 麺は「やん麺(極太麺)」「普通麺」「細麺」の3種類より選択可能で、メニューは、「豚焼そば」(580円、大=830円)、トッピングは「ゲソ」(150円)、「かす」(250円)、「イベリコ豚」(300円)など。「豚焼そば」、ご飯、味噌汁、一品がセットになったランチは680円(火曜~金曜、11時30分~14時)。

 営業時間は11時30分~21時。月曜定休。同店の来店客は21時以降、追加料金なしで階下のディスコへ入場できる。

店内の様子(関連画像)太田のご当地ヒーロー「ヤキソバマン」、前橋に「参上」(高崎前橋経済新聞)焼そば やん!ソウルファクトリー

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