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アメリカ村に動物カフェ 「昼夜交代制」で犬、ウサギ、カピパラなどと触れ合い

動物との「触れ合い」が楽しめる

動物との「触れ合い」が楽しめる

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 大阪・アメリカ村に9月20日、動物カフェ「アニミル」(大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-4708-6614)がオープンする。運営はフルフィルフォー(港区)。

カピパラも歩き回る

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 天保山のふれあい動物園の元責任者で同社社長の吉本喬さんが、「人間が動物に触れて一方的に満足する『触れ合わせ』ではなく、動物たちも人間を好きになるような『触れ合い』の場をつくりたい」という思いで考案した同店。動物と触れ合うほか、動物を見ながら食事も楽しめる。

 店舗面積は約100平方メートル。店内は「森の中」をコンセプトに、緑で装飾する。動物を昼と夜で入れ替える「昼夜交代制」を取り入れ、昼は「森のピクニック」をテーマに犬、猫、ウサギ、カピパラ、インコ、夜は照明を落として「森のキャンプ」をテーマに、フクロウやハリネズミ、ビントロング(ジャコウネコ)などが登場する。

 動物は約40匹。保護活動にも力を入れ、保護施設やペットショップから預かった動物がほとんどだという。動物に触れることはできるが、「だっこ禁止」「フラッシュ撮影禁止」などのルールを設け、動物が過ごしやすい空間を演出する。動物は事前に触れ合うトレーニングを受けてから店頭に出ており、吉本さんは「動物が安心できる空間を作ることで、人間を信頼してもらえるようにしている」と話す。ふれあいゾーンでは各動物にあげることができるおやつ(各200円、3セット500円)も販売する。カフェゾーンでは、ガラス張りの触れ合いゾーンを見ながら飲食可能。ブリトー5種のほか、デザート2種、ドリンク約40種を用意する。

 吉本さんは「店舗で動物と触れ合うことを通して、子どもに動物の命の尊さを伝え、大人には動物の魅力を再認識してほしい。動物カフェのあるべき姿を伝えられたら」と話す。

 営業時間は、昼の部「ピクニックタイム」=11時30分~17時、夜の部「キャンプタイム」=18時~22時。火曜定休。料金は入場料540円(30分)でワンオーダー制、その後30分延長ごとに540円。

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