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なんば駅周辺で「手荷物預かり」サービス増加 コインロッカー不足に対応

大規模イベント時にはたくさんの手荷物を預かる(難波御堂筋ホール)

大規模イベント時にはたくさんの手荷物を預かる(難波御堂筋ホール)

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 訪日外国人旅行者など、スーツケースを持った乗客が数多く訪れる大阪・なんば駅周辺で現在、コインロッカー不足を補おうと、手荷物を預かる施設が増えている。

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 地下鉄なんば駅に直結する貸し会議室「難波御堂筋ホール」(大阪市中央区難波4)では昨年10月、手荷物預かりサービスを始めた。平日・休日を問わず9時~19時に、スーツケース、ベビーカーなど、手荷物のサイズを問わず1個につき1日500円で預かる。

 同ホールではビル1階に手荷物預かりののぼりを立て、ホームページも開設。支配人の大平貴士さんによると、現時点では日本人の利用が多いが、英語、中国語、韓国語にも対応しており、外国人観光客の利用があるほか、週末のランチタイム利用が最も多く、直近では月あたり500件以上の利用があるという。会議室スペースを活用し、最大1000個までの預かりに対応する。

 大平さんは「ミナミを観光する際に手荷物を預けて快適に過ごしてもらえればと考えてサービスを始めた。ギターやスノーボードなどの大型の荷物を預けに来た人もいる。イベント開催時の利用が多く、昨年11月の大阪マラソンの開催日には100個以上も預かった」と話す。今後は預かった手荷物を関西空港まで配送するサービスの提供も予定しているという。

 スマホを使った手荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を展開する「ecbo(エクボ)」(東京都渋谷区)では昨年12月20日、「なんばマルイ」(難波3)地下1階の免税カウンターで荷物預かりサービスを始めた。

 「エクボクローク」は、荷物を預けたい人と、荷物を預かるスペースを持つ店をマッチングさせるサービス。利用者の7割が外国人旅行者で、台湾や香港から来た人の利用が多い。なんば駅周辺ではこのほか、「DIYcafeアメ村店」(西心斎橋2)、「SAKURA BUS FLOOR難波2nd」(浪速区難波中2)などで預かる。

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