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笑いの資料館「ワッハ上方」リニューアル 歴史振り返るパネルや衣装展示も

上方演芸の歴史をパネルやポスターで振り返る常設展示

上方演芸の歴史をパネルやポスターで振り返る常設展示

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 「大阪府立上方演芸資料館(愛称=ワッハ上方)」(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6631-0884)が4月24日、リニューアルオープンした。

オープニングイベントの様子

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 ワッハ上方は、「上方演芸の保存及び振興を図るとともに府民に上方演芸に親しむ場を提供し、大阪文化の発展に資する」目的で1996年11月に開館した、入館無料の「笑い」の資料館。漫才や落語だけでなく、新喜劇、講談、浪曲など、上方の「笑い」に関する資料、7万点を収蔵しており、定期的に入れ替えて展示する。

 常設展示コーナーでは、江戸から現在に至る上方演芸の歴史をパネルやポスターで振り返るほか、DVDやCDで過去のお笑いを見たり聞いたりできる映像音声視聴ブースを設ける。企画展示コーナーでは、上方演芸を新しい切り口から紹介する企画を、半年ごとにテーマを変えて展示。現在は「上方演芸とファッション」と題し、島田紳助さんなどベテランから、NON STYLEや銀シャリら若手までの衣装を展示する。そのほか、インスタ映えも狙うたこ焼き柄の着物着用ブースや、映像技術を用いた記念撮影コーナー、ワークショップを開催する演芸ステージなどを設ける。

 初日の24日に行われたオープニングイベントには、吉村洋文大阪府知事のほか、桂文枝さん、西川きよしさん、千鳥らが登場。吉村知事は「大阪を世界に誇る街に成長していくために、大阪の個性、アイデンティティーである『笑い』を国内外に発信していきたい。2025年の大阪万博誘致のロゴマークも『笑い』を集めたものになっている」とあいさつした。

 営業時間は10時~18時。月曜(祝日の場合は翌平日)。入館無料。

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