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心斎橋のホステル内に「浴場」テーマの猫カフェ 保護活動の認知向上狙う

店舗外観

店舗外観

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 保護猫と触れ合えるカフェ「ネコリパブリック大阪『ねこ浴場』」(TEL 06-4708-3889)が7月15日、宿泊施設「ザ・ステイ・オオサカ 心斎橋」(大阪市中央区島之内1)1階にオープンした。運営はネコリパブリック(岐阜県岐阜市)。

跳び箱に座る猫

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 「2022年2月22日までに、日本の猫の殺処分ゼロ」を目標に2014(平成26)年、岐阜に1号店をオープンした同カフェ。地域の保護猫団体から猫を預かり、猫と触れ合えるカフェとして運営することで「ビジネスとして自走」しながら保護活動や里親探しを進める。

 カフェスペースは約32平方メートル。利用者は入り口でロッカーに荷物を預け、洗面器に貴重品を入れて、カフェスペースに入る。「浴場」をテーマに、壁にはタイルを張り、富士山や鶴を描いた。約15匹の猫が滞在し、利用者は気に入った猫がいれば引き取ることも可能。店内の猫はワクチン接種や、駆虫、去勢・避妊手術などを施している。平日は10分=216円、土曜・日曜・祝日は10分=270円。フリードリンク代(378円)が別途必要。

 河瀬麻花社長はオープンの経緯について「(ペット店で購入するのもいいが)保護猫を引き取る文化を根付かせて、救える命を増やしたい」と話し、店名の由来には「日光浴に続くブームとして『猫浴』を広げたいという思いを込めた」と続ける。

 10月には同施設に併設するかたちで宿泊スペースをオープンする予定。宿泊客はスケルトンの壁越しに、カフェスペースにいる猫を寝ながら鑑賞できるという。部屋数は4部屋、ベッドは8台の予定。

 営業時間は10時~20時。

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