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大阪市立中央図書館の地下食堂がリニューアル 子連れ、シニアにも対応

店内の様子

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 北堀江にある大阪市立中央図書館(大阪市西区北堀江4)の地下食堂が、レストラン「GIVE&GIFT(ギブアンドギフト)」(TEL 06-7211-0566)としてリニューアルオープンし、約1カ月がたった。

ランチで提供する定食

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 同地で約25年間続いた地下食堂「グランメール」が、今年3月に閉店。新食堂では、ホテル料理長経験のあるシェフが手掛ける日替わりランチやデザートプレート、サラダバー、ドリンクバーをそろえ、周辺に保育園や学校が多いことから「子連れでもゆっくりとランチが楽しめるように」とキッズスペースも完備した。来店客は、図書館利用者、子連れ、シニア層など幅広いという。席数は66席(うち、キッズスペースは16席)。

 同店は、ネクストジェネレーションズ(同区)とGIVE&GIFT(同区)が共同で運営。GIVE&GIFTは、障がい者福祉、商店街活性など関西の社会課題解決に取り組む活動を実施しており、同店でも障がい者を積極的に雇用する。ネクストジェネレーションズの浜埜容二さんは「飲食店などの人手不足には、雇う側の受け入れ態勢にも問題があると思う。ここでは障がい者のほかにも、育児で思うように働けない人などを中心に採用し、サポートしながら運営している」と話す。

 ランチメニューは、メイン、みそ汁、ご飯、サラダバーが付いた定食2種(1,000円)のほか、65歳以上を対象としたシニア定食(600円、サラダバーは付かない)を用意。カフェタイムでは、スイーツ5種が入ったデザートプレート(500円)を用意する。いずれも20種類をそろえたドリンクバー付き。そのほか、1日20食ほどの弁当(イートイン=550円、テークアウト=500円)、子ども向けのキッズプレートも販売する。

 浜埜さんは「休みの日には子連れでかなりにぎやかになる。図書館に食堂があることを知らない人がまだまだ多いので、もっと地域の方にも知ってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分~18時(カフェ=15時~)、土曜・日曜・祝日は15時30分まで。

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