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大丸心斎橋店屋上で今年初の蜂蜜収穫 料理人ら関心寄せる

巣板を遠心分離器にかける様子

巣板を遠心分離器にかける様子

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 大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)が5月17日、同館屋上で蜂蜜の収穫作業を行った。

昨年よりとろみが強い蜂蜜

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 2019年から試験的に始まった同取り組みは2021年、「心斎橋はちみつプロジェクト」として本格的に動き出した。昨年は天候に恵まれたこともあり、3カ月の期間に約400キロの蜂蜜を収穫した。

 この日は同館に入居する菓子店や和食料理店のシェフも参加。収穫したばかりの蜂蜜を試食し「花の香りが素晴らしい」「すごい濃厚だ」など驚きの声を上げた。お茶を扱う「Four Green Leaves ITOEN」の長由季店長は「香りがすごく強いので、濃い抹茶のジェラートに合いそう」とイメージを膨らませる。

 同プロジェクトに協力する地下1階の蜂蜜専門店「ラベイユ」の岸本尚樹部長は「都市の花は作物と比べて農薬が少ない分、蜂にとっては都合がいいようだ。昨年のように天候に恵まれたらうれしい」と話す。

 蜂蜜の収穫は7月中旬まで行われ、秋ごろをめどに各店舗が蜂蜜を使ったメニューや商品を販売する。

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