南船場に手羽先とゆずしゃぶ鍋の「かくれ家」-落ち着いた空間目指す

女性でも食べやすいあっさりした「ゆずしゃぶ鍋」

女性でも食べやすいあっさりした「ゆずしゃぶ鍋」

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 南船場に11月17日、「テバサキと和食の店 南船場かくれ家」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6281-1199)がオープンした。

外はカリカリ、中は肉汁をたっぷりと含むテバサキ

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 同店は、以前入居していた飲食店を居抜きで利用して出店したもので、「現実世界から離れられる空間で、気の合う仲間とゆっくりくつろげる店」を目指した。運営するライズ(中央区)は、居酒屋「炭火たいまつ」、おにぎり専門店「おむころ」を展開しており、同店は新業態となる。

 店舗はビルの地下1階に位置し、店名通り「隠れ家」のイメージ。店内にはカウンター席14席を中心に22席を設ける。温かいイメージの照明で「大人の空間」を印象付けた。責任者の中田規仁さんは「来店客にとって心から落ち着ける空間づくりを目指した」と話す。

 メーン料理は手羽先とゆずしゃぶ鍋。手羽先は秘伝のたれで焼いたもので、外はカリカリ、中は肉汁をたっぷりと含む。しょうゆだれの「赤テバ」と、塩だれの「白テバ」の2種類があり、共に150円。「ゆずしゃぶ鍋」(1人前=1,500円、注文は2人前から)は女性でも食べやすいあっさりした鍋。徳島産のユズを使用した自家製のユズだれで食べる。鍋には新鮮な但馬鶏のささみを薄く切って入れ、豆腐やキャベツ、エノキなどの野菜を加える。

 ドリンクは梅酒や焼酎、地酒を中心に取り扱う。桃の果肉が入った「あらごし桃酒」(680円)など6種類は「和のリキュール」としてロック、ソーダ割り、水割り、オレンジ割から選ぶことができる。「角玉梅酒」(600円)は甘さを控えた梅酒で、お湯割りで注文する客が多いという。

 客単価は3,500円。オープン当初に想定していた30代の女性客以外にも男性客の来店も多く、「5~6人程度の少人数での忘年会の予約も入っている」(同)という。中田さんは「口コミで来店客が増えてきている。今後はリピーターも増やしていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は18時~23時30分。土曜、日曜、祝日定休。

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