なんばで恒例「なにわゴスペルフェス」-喜び・癒やしの共有目的に

昨年の「なにわゴスペルフェスティバル」の模様

昨年の「なにわゴスペルフェスティバル」の模様

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 湊町のライブハウス「なんばHatch」(大阪市浪速区湊町1)で6月20日、「なにわゴスペルフェスティバルvol.11」が開催される。

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 同イベントを主催するのはNPO法人ジェイズマスクワイア。障がい者施設、学校などでゴスペルを歌うことで「喜びや癒やしを共有する」(同法人)ことを目的に活動している。最近では大阪府精神科診療所協会と大阪府自殺対策連絡協議会とも連携し、心の病に関する問題や自殺者増加などの問題にも取り組んでおり、同イベントはこれらの活動の一環として行われる。

 同フェスは1999年に上本町「近鉄劇場」で初めて行われ、4回目からは会場を「なんばhatch」に移し、今年で11回目となる。出演者がゴスペルを歌うほか、一般から募集した「フェローシップクワイア」150人も舞台に上がり、一緒に歌う企画も。今回のテーマは「GENESIS」。「ゴスペルの中に存在する癒やし、恵み、愛を熱い魂のメッセージとして伝えたい」と広報担当の矢野光一さん。

 出演するのは、同法人の代表理事でもあるJAYE公山(こうやま)さんがリーダーを務めるJAYE & jaye's mass choirのほか、カリフォルニア州出身で現在は日本を拠点に活動するBrenda Vaughnさん、愛知県出身のZOOCOさん、ケンタッキー州から来日するKentucky IMANI Baptist Singers、吉弘知鶴子さん、KiKiさん、向日かおりさん、和真衣香さんなど。

 JAYE公山さんは17歳でプロデビュー後、1989年にニューヨークの「アポロシアター」で東洋人として初めてグランプリを獲得。その後は日野照正バンドを経て、バブルガムブラザーズのブラザー・トムさんらとともに「REAL BLOOD」を結成。数々のコンサートに出演するほか、ゴスペルシンガーのアルバムのプロデュースも行う。

 開催時間は1部=16時~、2部=18時30分~。チケットは1部=3,500円、2部=5,000円、1部・2部通し=6,500円で、共にワンドリンク代500円が別途必要。

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