老舗ふぐ料理店「づぼらや」、ふぐ皮のコラーゲンをふんだんに使った新メニュー

コラーゲンを多く含むふぐ皮をふんだんに使った「ふぐコラー膳」

コラーゲンを多く含むふぐ皮をふんだんに使った「ふぐコラー膳」

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 大阪の老舗ふぐ料理店「づぼらや 道頓堀店」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6211-0181)は7月1日、ふぐのコラーゲンをふんだんに使った新メニュー「ふぐコラー膳」の提供を期間限定で始めた。

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 同店は新世界に本店を置くふぐ料理店。来年新世界本店が90周年を迎えることなどから、より多くの人にふぐを知ってもらおうと同店副店長の大山成申さんを中心とするプロジェクトチームを立ち上げ、「伝統ある商品と新鮮で楽しめるサービスを提供し、幅広いお客さまに愛される店」を目指して新メニューを考案した。大山さんらはふぐ皮に多く含まれ、美肌効果やメタボ対策に良いとされるコラーゲンに着目した。

 新メニュー「ふぐコラー膳」(2,900円)はコラーゲン成分の一種である「ヒドロキシプロリン」を多く含むふぐ皮の部分をふんだんに使った料理が特徴。これまでは「皮の部分はお客さまからの要望があれば一品料理などで出していた」(大山さん)が、コラーゲンを多く含む部分をできるだけ自然のまま摂取してもらおうと活用した。

 内容は、歯応えの良さがポイントの「ふぐ皮ゆびき」とてっさ、ふぐ皮入りサラダ、てっちり小鍋、ふぐ天ぷら盛り合わせ、ふぐすし盛り合わせの6品。国産のとらふぐにこだわり、鍋料理では定番の雑炊に代わり、すしをメニューに加えた。「夏場にあっさり味わってもらえるように、またできるだけ価格を抑えた」と大山さん。8月31日までの期間限定で提供する。

 提供開始直後から、若い女性を中心に平日でも40~50食程度の注文があり、「これほど多くの注文をいただけるとは思っていなかった」(大山さん)と当初の予想を大きく上回る売れ行きに。大山さんは「若い女性だけでなく幅広いお客さまに食べていただき、楽しんでもらいたい」と話す。同メニューは、新世界本店、道頓堀店別館でも提供する。

 営業時間は11時~23時。

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