先月休刊のサブカル誌「STUDIO VOICE」表紙展-心斎橋の書店で開催

8月6日発行の9月号で休刊となった「STUDIO VOICE」最終号の表紙パネル。

8月6日発行の9月号で休刊となった「STUDIO VOICE」最終号の表紙パネル。

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 サブカルチャー誌「STUDIO VOICE(スタジオボイス)」(INFASパブリケーションズ)表紙写真のパネル展が、書店「心斎橋アセンス」(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6253-0185)で開催されている。

サブカルチャーが流行した80年代の表紙

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 「スタジオボイス」は1976(昭和51)年創刊。サブカルチャーを扱う雑誌として最盛期は10万部を発行したが、部数の減少と広告収入の低下に伴い、8月6日発売の9月号で休刊になった。

 同店では8月10日から、1階から5階までの階段両脇に同誌の表紙パネルを展示。1階の1976年の創刊号から始まり、順番に約400点が発行年代とその年の象徴的なできごととともに展示されている。5階で折り返して再び1階に戻れば今年の最終号までたどりつく仕組みに。特徴的な表紙や、有名人が写っている号の前で足を止めて鑑賞する客も。

 今回のパネル展について、店長の梅沢さんは「休刊するのは残念。いろいろな人に見てほしくて、当店の文化的な発信活動として開催した」と話す。「30歳代の、同誌最盛期に読者だった方から多くの反響をいただいている」ため、8月末までの開催予定だったが9月末まで期間を延長した。「『スタジオボイス』の表紙を見れば、その時代を感じることができるので面白い。知らない人にも表紙のパネルを見てこの雑誌に興味を持ってもらえれば」と期待を寄せる。

 営業時間は10時~22時。今月30日まで。

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