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ニュースサイト「日本橋ショップヘッドライン」、開店・閉店情報伝え10周年

「今後も正確なデータを発信し続けていきたい」と意気込む、デシリットル・ファクトリーの楠瀬航社長(左)と立花亜希子さん

「今後も正確なデータを発信し続けていきたい」と意気込む、デシリットル・ファクトリーの楠瀬航社長(左)と立花亜希子さん

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 大阪・日本橋エリアの開店閉店情報を伝えるニュースサイト「日本橋ショップヘッドライン」が10月1日、10周年を迎えた。

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 商店街の活性化に関する調査・企画立案、ホームページの制作などを手掛ける「デシリットル・ファクトリー」(大阪市中央区日本橋1)が運営するニュースサイト。毎月20~30本のニュースを掲載しており、通算2000本以上を配信している。1日あたり約1000人が閲覧、月間7~10万ページビューを誇る。

 もともと同社では地元商店街の地図作成を請け負っていたことから、電気街「でんでんタウン」、オタクの聖地「オタロード」など日本橋かいわいの開店、閉店情報をチェックしていた。そんな中、「オタク向けブログ、グルメブログはあったが、さまざまなジャンルの店舗の開店・閉店を伝えるブログがなかった」(同社の楠瀬航社長)ことから、2005年10月にブログを活用したニュースサイトの運営を始めた。現在はツイッター(@dendentown)やフリーペーパー「ぽんタブ」でも日本橋の情報を発信している。

 この10年の同エリアの動きについて、楠瀬社長は「日本橋は特殊な商店街だと思われているが、業種を特化しているだけで、傾向としては全国の商店街とあまり変わらない。コンビニやカフェ、飲食店などの大手チェーンが増え、個人経営の店が減っている。(オタク向けの店についても)同人誌などは東京資本の店が増えた」と説明する。一方で「中古品やパソコンパーツなど、規模の論理、資本の論理が通用しない業種の店は残っている。ここ2~3年は携帯電話の買い取り店が増えているほか、中国人の爆買いに向けた免税店も目立ってきている」とも。

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