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大阪で角川映画の歴史振り返るトーク 橋本環奈初主演作の紹介も

2月25日発売の「角川映画1976-1986[増補版]」

2月25日発売の「角川映画1976-1986[増補版]」

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 大阪のロフトプラスワン・ウエスト(大阪市中央区宗右衛門町、TEL 06-6211-5591)で2月27日、トークイベント「角川映画マニアックトーク2016~角川映画40周年!最新作とナツカシの名作を語る!~」が開催される。

3月5日公開の「セーラー服と機関銃 -卒業-」

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 ここでの「角川映画」とは、角川春樹さんが手掛けた映画作品群で、「犬神家の一族」「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」「戦国自衛隊」「野性の証明」など、1976(昭和51)年から1986(昭和61)年までの一連の作品を指す。文庫と映画のメディアミックス手法を取り入れ、当時としては画期的だったテレビでのコマーシャルも精力的に拡大。大ヒットを連続し、一時代を築いた。

 2月25日に発売される書籍「角川映画1976-1986[増補版]」は、2014年に発売した「角川映画1976-1986」の文庫版として、一連の角川映画の舞台裏に触れながら、現在の映画作品につながる流れを紹介する一冊。出版には、当時関西ウォーカーの編集長で現在はウォーカー統括編集長を務める玉置泰紀さんが尽力。関西ウォーカーでの連載を経て、出版化にこぎ着けた。

 「犬神家の一族」の公開から今年で40年がたつことから、「角川映画40周年記念」としてさまざまな企画も始動。往年の角川映画30タイトルの廉価版DVDが発売されたほか、橋本環奈さん主演で「セーラー服と機関銃」の続編に当たる「セーラー服と機関銃 -卒業-」が3月5日に公開される。

 そのことを受けて同イベントの実施が決定。2014年にも同書発売記念でイベントが行われたロフトプラスワン・ウエストが会場に選ばれた。

 登壇者は、同書の作者中川右介さん、アカデミー会員で映画に詳しい松竹芸人シンデレラエキスプレスの渡辺裕薫さん、FM802DJで東京国際映画祭フェスティバナビゲーターも務めた野村雅夫さん、関西の映画サイト「キネプレ」のネットラジオMC野間ユミカさんと水瀬みおさん。玉置さんが司会進行を行う。野間さんと水瀬さんは「角川映画に詳しい豪華な方々とご一緒できて光栄。私たちも勉強するつもりで出演するので、角川映画について詳しくない人でも気軽に来てほしい」と呼び掛ける。

 12時30分開場、13時開演。料金は、前売り=1,500円、当日=2,000円(いずれもドリンク代別)。

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