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なんば高島屋で福井県物産展 小浜の「養殖サバ」が県外初登場

養殖サバを使った「越前そばとお刺身の定食」

養殖サバを使った「越前そばとお刺身の定食」

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で3月1日、福井県のサバ、スイーツなどを集めた物産展「第13回 越前・若狭の味と技紀行」が始まった。

養殖サバを使った「小浜の海鮮丼」

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 「鯖(さば)街道」の起点として知られる福井県・小浜市では、ピーク時には3580トンあったサバの漁獲高が直近では数トンにまで減少。一方で鯖街道の知名度は高く、2015年4月には「日本遺産」に登録されたこともあり、サバによる町おこしと漁業活性化を目的に2016年、同市はサバの養殖事業に参入した。

 若狭湾に設置したいけすに2016年6月に放流した稚魚約1000匹が成長し、同年10月には同市で開かれた「鯖サミット in 若狭おばま」で初披露。その後、同市内の飲食店を中心に「養殖サバ」として提供されているが、毎日数匹ずつしか卸されないため希少価値が高いという。今回の物産展では、その養殖サバを福井県外で初めて提供する。

 イートインスペースで提供する「越前そばとお刺身の定食」(1,566円、各日30食)、持ち帰り弁当の「小浜の海鮮丼」(1,620円、同50食)、「鯖寿司(すし)食べ比べセット」(1,512円、同50食)には、養殖サバを使う。

 会場には、福井県の日本酒を提供するバー「SAKE-BAR」も登場(12時~)。約20種類の日本酒を1ショット(約95ミリリットル)=401円から提供する。

 営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月6日まで。

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