南沢奈央さん・溝端淳平さん、映画「赤い糸」公開で舞台あいさつ

映画「赤い糸」の主要キャスト陣。左から、木村了さん、南沢奈央さん、溝端淳平さん、岡本玲さん。

映画「赤い糸」の主要キャスト陣。左から、木村了さん、南沢奈央さん、溝端淳平さん、岡本玲さん。

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 なんばパークスシネマ(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6643-3215)で12月22日、映画「赤い糸」の公開を記念して南沢奈央さんや溝端淳平さんら主要キャストが舞台あいさつを行った。

誕生日が「366日」違いの2人

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 同作は、同名の人気ケータイ小説を映画化したもので、12月から放送が始まったテレビドラマと連動しており話題を呼んでいる。自分の思う人が運命の人かどうかを迷い傷つきながらも前向きに恋をする主人公の芽衣(南沢さん)と、言葉数は少ないがさりげない優しさをもつアツシ(溝端さん)とのラブストーリー。

 舞台あいさつには南沢さん、溝端さんのほか、木村了さん、岡本玲さんの主要キャストとプロデューサーの種田義彦さんの5人が登場した。5人が舞台に登場すると観客からは大きな歓声がわき起こり、会場内は熱気に包まれた。あいさつの中で南沢さんは「東京や名古屋でも舞台あいさつしたが、大阪はテンションが高くてびっくりした」と話し、終始歓声や声援が飛び交った。和歌山県出身の岡本さんは「ピアノのレッスンなどで難波にはよく通っていた。地元に帰ってきた感じ」と感想を話した。

 作品のテーマでもある「運命」についての質問では、溝端さんが主題歌「366日」にちなんで「南沢さんと誕生日が366日離れていることに運命を感じた」と話し、「(以前ドラマで共演した溝端さんに)演技について相談を受けた」(木村さん)、「この映画での出会いが運命」(種田さん)など、現場での親密なつながりが感じられるエピソードが明かされた。

 映画とテレビドラマの連動について、種田さんは「映画とテレビドラマで、同じシーンを全く違う映像を使って表現している」と話し、「年明けに放送されるドラマを見てもう一度映画を見てもらうとまた新たな発見があるのでは」と連動性の効果をアピールした。映画について、南沢さんは「人との出会いやつながりの大切さを表現した映画。映画を見て感じたことをいろいろな人に広めて、映画とドラマの両方を観賞してほしい」と話した。

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