アメリカ村で「コスプレ」ごみ拾い-100人弱が参加、平松市長も激励

アメリカ村のビッグステップで出発前に集合写真を撮る参加者。最前列中央は平松市長(右)とFM802のDJ中島ヒロトさん(左)。

アメリカ村のビッグステップで出発前に集合写真を撮る参加者。最前列中央は平松市長(右)とFM802のDJ中島ヒロトさん(左)。

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 アメリカ村で10月31日、「Livin' with OSAKA CITY~アメ村コスプレごみ拾い~」が開催され、仮装した参加者がごみ拾い活動を行った。

ゴミ拾いレンジャーも登場

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 同イベントは、大阪市の市民協働キャンペーン「いっしょにやりまひょ!大阪」とFM802、NPO法人グリーンバード、NPO法人スマイルスタイルが共同で行った。両NPO法人はグリーンバード「アメリカ村チーム」を結成し、定期的に大阪・ミナミのごみ拾い活動に取り組んでいる。

 100人弱集まった参加者たちは、当日12時にアメリカ村の「ビッグステップ」(大阪市中央区西心斎橋1)前に思い思いの仮装姿で集合。FM802のDJ中島ヒロトさんが自身も初めてというコスプレ姿であいさつし、「皆さんのコスプレがすごい。今日は恥ずかしがらずにいきましょう」と呼びかけた。

 その後登場した平松市長の「ハッピー、ハロウィーン!」の声に参加者たちは歓声で応えた。平松市長は「大阪は心が温かい人が多い。皆さんも、おばちゃん方にアメちゃんをもらったことがあると思います」と笑いを誘った。「身近なところから大阪をきれいにしていきたい。官と民が手をつないで、『いっしょにやりまひょ!大阪』、よろしく!」と盛り上げた。

 あいさつ中、平松市長や中島さんが参加者のコスプレについて感嘆する一幕も。中でもスター・ウォーズの「ダースベイダー」「ストーム・トルーパー」、松田優作、大仏のマスク、全身防寒具のスノーボーダー、ごみ拾いレンジャーズなどのコスプレに興味を示し、平松市長が「松田優作、懐かしいですね」と話しかけるなど、参加者との間でやり取りが行われた。

 その後、参加者がグループに分かれ色分けされた専用のごみ袋を手に出発。アメリカ村を行き交う人々が興味を持って見守る中、仮装した参加者たちはアメリカ村の中でごみ拾い活動を行った。13時45分には、アメリカ村のカフェバー「Local’s Only(ローカルズオンリー)」(西心斎橋2)に集合。それぞれのごみ袋をまとめた後、コスプレ姿のまま交流パーティーが行われた。

 グリーンバード「アメリカ村チーム」リーダーの古谷さんは「こういう目立つ姿でごみ拾い活動を行えば、参加していない方の目にも止まるようになり、それが今後につながっていくと思う。ごみ拾いの意識で街を見てもらえるようになれば街もきれいになっていくのでは」と話す。

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