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大阪を「外国人旅行者の視点」で撮った写真展 見慣れた風景がCGに

小島和人ハモニズムさん(中央)

小島和人ハモニズムさん(中央)

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 JR難波駅近くの飲食店「立呑(たちの)みギャラリー新聞女」(大阪市浪速区元町1)で2月23日、クリエーティブ・ディレクターの小島和人ハモニズムさんの写真展「大阪好き-OSAKAZUKI」が始まった。

ラッシュアワーの駅を撮った作品

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 商品企画・プロデュース、空間デザイン、グラフィックデザインなどのクリエーティブ・ディレクターとして商業施設や店舗看板や装飾などのデザインを手掛ける小島さんが、大阪をテーマに撮影した写真11点を展示する。

 外国人旅行者が急増した大阪で、「大阪で暮らす僕らには見慣れすぎて気にも留めないようなものを写真に収めている外国人を目にした」(小島さん)ことがきっかけで、2年ほど前から大阪の何気ない風景、看板、人々などを写真に収めるようになった。ラッシュアワーの地下鉄の駅、人があふれる道頓堀、飲食店で楽しむ人々、夜の路地裏など、撮影した写真はパソコンに取り込み劇画タッチに加工、完成した作品はまるでCGのようにも見える。

 小島さんは「文化や価値観が違うだけで、同じものでも見る人によって重要度が変わる。どんなものが対外的に評価されているのかを知り、物事をいろいろな視点で見ることで、魅力や価値をもたらすことができることを知ってほしい」と話す。

 営業時間は19時~23時30分。入場無料(ドリンクなどメニューの注文が必要)。日曜定休。3月1日まで。

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