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なんばグランド花月がリニューアル タリーズとのコラボ店も

オープン前日に「花のれんタリーズコーヒー」を訪れた吉本新喜劇の酒井藍さん

オープン前日に「花のれんタリーズコーヒー」を訪れた吉本新喜劇の酒井藍さん

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 大阪・千日前の「なんばグランド花月」(大阪市中央区難波千日前)が12月21日、リニューアルオープンした。

「花のれんタリーズコーヒー」のインスタ映えする「花月ラテ」

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 1987(昭和62)年11月1日に開館し、これまで30年間にわたり「笑いの殿堂」として親しまれている同劇場は、年間100万人以上が来場する観光スポット。9月下旬より開館後初の大規模リニューアル工事を行っていたもので、より「オープン」で「パブリック」をコンセプトに、飲食店の入れ替えや、土産物店の拡充、劇場入口部分の展示物の刷新などをし、同日リニューアルオープンした。

 1階入り口横にオープンした「花のれんタリーズコーヒー」は、吉本興業とタリーズコーヒージャパンのコラボショップで、タリーズとして700号店目となる記念店舗。「花のれん」は、吉本興業がかつて心斎橋で営業し、1979(昭和54)年に閉店した甘味処の名前。当時のにぎわいを復活させようと店名に加えたもので、同社の各セクションの女性スタッフが考案した同店限定ドリンクや店舗装飾などが特徴。限定ドリンクの「花月ラテ」(410円)は、チョコレート、抹茶、砂糖の3種のパウダーで「花」「月」「花月」の3種の文字を描き、「インスタ映え」を考えたドリンクという。営業時間は8時~22時。

 ステーキとハンバーグの「肉屋の量り売り食堂 听屋(ぽんどや)」は関西初出店。A4、A5ランクの黒毛和牛を好みの量のステーキやハンバーグとして提供するもので、ミディアムレアで提供されたものをペレットで好きな焼き加減で食べることができる。「黒毛和牛ステーキ 赤身」は250グラム=2,500円~、「国産牛100%ハンバーグ」は250グラム=1,500円~。営業時間は11時~22時30分。

 各席に設置された1人用の鍋でしゃぶしゃぶを食べる「しゃぶ笑(わら)」は、西宮や大阪・福島で「コーラルキッチン」を運営するセレクトホールディングス(南船場4)の新業態店。一風堂のセカンドブランド「一風堂 SHIROMARU-BASE(しろまる べーす)」は、「白丸元味」の原型となった創業当時のポタージュのような特濃スープのラーメン店。両店とも営業時間は11時~23時。既存店も含め全店舗、インバウンド向けに外国語のメニュー表記に対応する。

 2階の劇場前には、当日の出演者の等身大パネルを設置し写真撮影に対応するほか、同社の歴史がわかる史料を展示。併設する土産物店「よしもとおみやげもん横丁」はテークアウト飲食店「おてまえ処」でミックスジュースなどを販売する。

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