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南船場にフルーツサワー専門店 かんきつ丸ごと1個搾って提供

「自慢のサワーと料理を食べにきて」と呼びかける店員さん

「自慢のサワーと料理を食べにきて」と呼びかける店員さん

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 大阪・南船場に3月28日、サワー専門店「サワー・ド・キッチン」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6282-0400)がオープンした。

9種類のフルーツをカウンターに並べる

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 国産のかんきつフルーツのサワーを楽しめる店としてオープンした同店。和歌山県で1969(昭和44)年から営業する老舗果物農家「観音山フルーツガーデン」が育てる50種以上のフルーツから9種を選んだ。フルーツは、天皇陛下へ献上したこともあるというレモン、「奇跡のかんきつ」と呼ばれる新品種「はるか」、「温州みかん」とオレンジを掛け合わせて誕生した「きよみ」、ライム、グレープフルーツなど。

 サワーは、注文後にスタッフが専用の機械でフルーツ1個を丸ごと搾って提供する。ワックスや防腐剤を使っていないため、搾った後は皮もサワーに入れることが可能だという。フルーツは、カウンターと入り口付近の冷蔵庫に並んでおり、お気に入りのフルーツを客自身で選ぶことも。

 フードメニューは約30種用意。提供時に4種のチップ(サクラ・ヒッコリー・クルミ・ナラ)から選んで客の目の前で仕上げる薫製料理を10種用意するほか、「サワーと合うよう塩加減を工夫した」という「自家製塩レモンの鶏唐揚げ」(3個=540円、6個=864円)など、「サワーのお供」にこだわったものを提供する。

 店舗面積約33平方メートル、席数24席の店内は、木目調で温かみのある内装に仕上げた。ターゲットは20~30代の男女で、客単価は約3,000円を想定する。

 掛田祐弥店長は「南船場は早い時間に終わる店が多いので当店が盛り上げていけたら。サワーをちょっと引っかける感じで気軽に来てほしい」と話す。

 営業時間は18時~翌3時。

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