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大阪高島屋にレストラン「オンザスクエア」 自分好みの一汁六菜を組み合わせ

店頭の様子

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)8階の「なんばダイニングメゾン」に3月27日、ビアレストラン「オンザスクエア」(TEL 06-6643-7676)がオープンした。運営は大和企業(北区)。

主菜が「兵庫県産但馬鶏と大根のやわらか煮」の「OBON」スタイル

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 難波・梅田を中心にカフェやダイニングレストランを展開する同社の新業態。「外食でも体に優しく」をテーマに、その日の気分で一汁六菜の組み合わせを選ぶことができる「OBON」スタイルを提案するという。店名の「オンザスクエア」は、「四角い、お盆の上で」を意味する。同社料理課長の山口朝也さんは「あえて普通の家庭で食べられるものを、冷凍や既製品を使わず国産の食品を店内で調理して用意した。大量生産の時代だからこそ原点に返って、『手作りのおいしさ』をその人の生活スタイルに沿って楽しめる提案をしたい」と話す。

 「OBON」スタイルでは、「兵庫県産但馬鶏と大根のやわらか煮」や「京都産日吉豚の生姜(しょうが)焼き」などの主菜をランチタイムは9種、ディナータイムは2種から1つを選び、副菜として一口サイズの小鉢を4品選ぶ(1,598円~)。十五穀米と豚汁、オリーブオイルと塩をかけて楽しむ自家製豆腐が付く。「ムレスナセット」(432円増し)を付けると、スリランカの紅茶「ムレスナティー」8種から1つと、ミニスイーツ2種から1つを選んで食後に楽しむことができる。

 ディナータイムは、フードメニューを約40種用意。店内の石窯で400度以上で焼き上げることで、遠赤外線効果でうま味を閉じ込めた「魚介のパエリア」(2,138円)や「ハーフポンドステーキ」(2,534円)などのメニューも。ドリンクは約60種。国産とベルギー産のクラフトビールを約20種、たる生クラフトビールは茨城特産のミカンを使った「だいだいエール」や白ワインのような香りが特徴の「オンザクラウド」(以上734円)など日替わりで4種を提供する。

 店舗面積は約150平方メートル、席数は66席。壁面を白でまとめ、緑を多く装飾しナチュラルな雰囲気を演出した空間に木目調のテーブルを置く。天井からは自然光を取り込んだ。

 山口さんは「『OBON』スタイルで、自分だけのスタイルを楽しんでもらえたら。今後は『OBON』スタイルの店舗を増やす予定」と話す。

 営業時間は11時~23時(ランチタイムは17時まで)。

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