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なんば高島屋で「日本酒祭」 「熟成酒」にスポット当て、バー出店も

熟成酒を楽しめる「プレミアム&ヴィンテージBAR」

熟成酒を楽しめる「プレミアム&ヴィンテージBAR」

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階で5月16日、「第4回 タカシマヤ日本酒祭」が始まった。

「日本酒うさぎ」では、持ち込みも可能

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 2015年から開催している同イベント。約100蔵元、600銘柄以上が登場する。今年は「熟成酒」にスポットを当てた。「熟成酒」は「熟成古酒」や「長期熟成酒」とも呼ばれ、日本酒をビンテージワインのように熟成させたもの。年数を経て透明から琥珀(こはく)色に変わり、うまみが増して新酒とは違う風味を楽しむことができる。

 会場にはイートインスペースの「プレミアム&ヴィンテージBAR」が登場。岐阜県産の「達磨正宗1977年」(3,672円)や兵庫県産の「龍力 秋津 2006年」(5,400円)などの熟成酒24種と、青森県産の「百川 大吟醸純米 王松」(756円)など10種のプレミアム酒をグラスで提供する。

 そのほか、毎年登場する「日本酒うさぎ」(内本町2)もバー形式で登場。約70銘柄の日本酒を540円から提供する。今年は10時~15時限定で、モーニングセット(おつまみ3種・お酒3種、1,296円)も販売する。カウンターに日替わり(20日まで)で蔵元を運営する蔵人(くろうど)が登場し、会話を楽しむことができる。器のセレクトショップ「wad」(南船場4)もミニバー形式で出店。作家15人による酒器を展示し、気に入ったものは日本酒に合わせて試すことができる。

 会場では、約50の蔵元がブース出店し、各ブースで蔵人と会話と試飲を楽しみながら生酒やスパークリングなどさまざまな日本酒を楽しむことができる。「小瓶特集」として、全国から飲み切りやすいサイズの小瓶を集めた日本酒が100種以上登場するコーナーも。200円台から購入することができる。おつまみコーナーでは、すし店「銀座 久兵衛」や京都の「雲母漬老舗」など14店が出店する。「プレミアム&ヴィンテージBAR」と「日本酒うさぎ」は、持ち込みにも対応する。

 高島屋大阪店バイヤーの北一枝さんは「東京で若い女性もためらいなく熟成酒を飲んでいる様子を見て驚いた。関西でも流行するきっかけになれば」と話す。

 開催時間は10時~20時(金曜・土曜は20時30分まで、最終日は17時まで)。今月21日まで。

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