道頓堀の巨大たこ看板、上海万博に出張-「くくる」出展に合わせて

今月15日夜に撤去される予定の「たこ家道頓堀くくる」の巨大たこ看板

今月15日夜に撤去される予定の「たこ家道頓堀くくる」の巨大たこ看板

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 道頓堀の「たこ家道頓堀くくる」の巨大たこ看板が1月15日に撤去され、上海万国博覧会に「出張」する。

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 白ハト食品(守口市)が経営する「たこ家道頓堀くくる」(大阪市道頓堀1、TEL 06-6212-7381)が、5月1日~10月31日に上海で開催される万国博覧会の日本産業館へ出展。これを受けて同社は、同店の旧店舗場所に設置されている巨大タコ看板を日本産業館の壁面に展示する。道頓堀での撤去予定は今月15日深夜。その後リメーク作業を行い、4本脚の可動、目のLED発光、墨に見立てたミストを口から出すなどの仕掛けを施し、船で搬送する予定。

 同店は万博開催中、日本産業館内で「大阪のソウルフード、たこ焼きを伝えよう」とたこ焼きや明石焼きの実演販売を行う。社内公募で集めたスタッフが現地に渡航し、店舗と同じ食材で同じメニューを提供するほか、産業館隣接のイベントスペースでもたこ焼きの魅力を伝えるイベントを企画。開催期間中の売り上げ目標は6億円。

 同店営業部エリアマネジャーの佐藤大輔さんは「今まだ何度か海外でイベントを行って、たこ焼きの海外人気の高さを実感している。世界共通のファストフードになれるよう、上海万博でもPRしていきたい」と話す。今回の巨大看板の出張については、「難波には現在、中国からの観光客が増加している。上海でこの看板を見た現地の人が日本を訪れて、さらに興味を持ってくれるようになれば」と期待を寄せる。

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