大阪の「川開きの日」イベントの一環として3月27日、カヌーツアー「カヌーデイ’100」が行われ、道頓堀川に約80隻のカヌーが登場した。

「大たこオス看板」をバズーカで打つセレモニー（関連画像）

　水辺の賑わい創出実行委員会が行った同ツアーは、カヌーを通じて楽しみながら水とのつながりを実感し、水を大切にする意識を共有することを目的としている。昨年3月には滋賀県の琵琶湖で行い、カヌーをこぐパドルを自分の手で削り出すワークショップのほか、パドリングのレクチャーなどを行い全国から50人が参加した。

　今回は大阪の都心部を流れる川でツアーを行った。カナディアンカヌー80隻、120人余りが参加し、天満橋駅近くの八軒家浜で川開き式典に参加した後、川に浮かぶゴミを清掃する「リバークリーン」を行いながら東横堀川を下り、道頓堀川を通過し、京セラドームまでのツアーを行った。

　途中、道頓堀川の戎橋付近に到着した際には、同イベントのポスター作りのために約80隻に乗る全員が集合し一斉にパドルを掲げるなどのポーズを取り撮影を行った。道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」にいた通行人らもカヌーの大群に驚いた様子で、カメラで撮影していた。

　戎橋西側のたこ焼き店「くくる」横に到着した際には、地元の道頓堀商店会の協力により、27日に設置されたばかりの「大たこオス看板」をバズーカで打つセレモニーも実施。居合わせた通行人らも楽しんでいる様子だった。