ベッド用マットレスブランド「シーリー」を展開するシーリージャパン(東京都港区)は10月13日、心斎橋の御堂筋沿いに「大阪ショールーム」(大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6484-0468)を開設した。
「シーリー」は、全米で最大のシェアを誇るベッドブランド。世界30カ国以上に展開しており、国内では「シェラトン ホテル&リゾート」「ザ・リッツカールトン東京」「コンラッド東京」など外資系ホテルで多数採用されている。シーリージャパンは、米シーリー社と1985年にライセンス契約を締結して以来、ベッド・マットレスを中心とした商品の企画製造・販売を行う。2006年には約140坪のショールームを東京・青山に開設、「西日本営業戦略の要」(同社)である大阪ショールームは、関西最大の約120坪の大型ショールームとなる。
同ショールームは、9月にオープンした「ドルチェ&ガッバーナ」が1階に入居しているビルの5階。ゆったりとしたスペースに、常時20~30台のマットレスを、ホテルや百貨店などの法人顧客や一般消費者、また百貨店の販売会向けに展示する。
ホテルのマットレスと同等のスプリングを使用した「シーリー ホテル スタイル」、カナダから直輸入された片面仕様の「ジャパンプレミアム」、スプリングの代わりに新素材ラテックスを使用した「スプリング・フリー」、シーリーブランドの最上位シリーズ「クラウンジュエル」の4種類が主力商品で、そのほかベッド業界でも最高級ブランドとされる「スターンズ&フォスター」の展示も。価格は84,000円~1,400,000円。
「シーリーのマットレスは柔らかいだけではなく、体が沈むと下からサポートする力が働くことで背骨が曲がるのを防ぐなど、体を最適に支える作りになっているのが特徴」(広報担当の緒方奈津子さん)。
同社の西村秀之社長は「グローバルに展開しているからこそ、素材や価格などさまざまな種類の商品を提案できる。この強みを生かして、日本でもさらにブランド力を強め、今後名古屋や福岡などにも出店していきたい」と意気込む。営業時間は10時~19時。