複合商業施設「ラ・ポルト心斎橋」(大阪市中央区心斎橋筋1)が11月30日、心斎橋筋に開業する。
同施設は、アーバンコーポレイション(東京都)が「街の新しいランドマークとなる『心斎橋筋1丁目プロジェクト』」として総合プロデュースを手がけたもの。大阪市営地下鉄「心斎橋駅」に直結し、高級ブランドの出店ラッシュで進化する長堀通りと、1日10万人以上の通行量がある心斎橋筋との交差ポイントに位置する。
「いつも輝いている、どこからでも見える、見つけるときっといいことある」をテーマとした同施設は、プランテック総合計画事務所の大江匡さんが設計を担当。「高感度な女性」を意識したエメラルドグリーンの外観が特徴で、夜になるとビル全体が発光し、「光の塊」として浮かび上がるという。「歴史と先進性を併せ持つ心斎橋の変化を表現した」(同社)半らせん形の壁面には、LEDを使用した大型映像表示装置を設置するなど、「存在を強く印象付けるデザイン」になっている。
地下2階地上8階建て、延床面積は約3,909平方メートル。低層階にはグローバルカジュアルブランド「ZARA」の旗艦店やトータルビューティサロンが、8階には関西初出店となるブラジル料理店「バルバッコア・グリル」などが2008年3月までに順次オープンを予定している。
同社では「グリーンに輝く新たなランドマークに期待してもらいたい」としている。