高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)7階催会場で現在、「エエモン発見! ベスト・バイ・大阪」が行われている。
会場は、大阪ゆかりの企業が商品を提案する「大阪スタイリングエキスポ2012」、大阪のグルメを紹介する「大阪食の物産展」、地元企業にクローズアップした「大阪企業紹介ブース」、泉大津市出身のアーティスト木村英輝さんのアートグッズショップの4区画で構成。
「大阪スタイリングエキスポ2012」は、大阪商工会議所が地元のデザイナー・クリエーターの育成を目指して取り組んでいる事業。3回目となる今年は、64社の応募の中から厳選した17社の商品を展示・販売している。和泉産の棒ガラスを使用したスタジオヤマノ(吹田市)のガラスの風鈴や、大阪で1968(昭和43)年に生まれた「さをり織り」で製作した武市(阿倍野区)のバッグ、淀川に生えているヨシを紙にして作ったアトリエMay(枚方市)のランプシェードなど、大阪に関連する商品を一堂に取りそろえる。
「大阪食の物産展」では、10店舗が集結し、各ブースで自慢のメニューを販売。実演やフードコートでの飲食もできる。「第2回食の都・大阪グランプリ」で優勝した中国料理店「翠園」(吹田市)が特設ブースを構えるほか、「八重勝」(大阪市浪速区)の串カツ、「四代 牛長」(高槻市)のブランド牛・大阪ウメビーフの弁当、世界的なコンテストでの受賞も多い「箕面ビール」(箕面市)などか味わえる。
「大阪企業紹介ブース」では食品サンプル製造業の「森野サンプル」や、「牛乳石鹸」、「たくみ切子」など6企業がブースを出展。商品だけでなく過去の商品や製造工程、職人の道具などの展示・体験コーナーも併設している。
今回の企画について広報担当の永井清女さんは「大阪には地元の人がまだまだ知らない名品や企業がたくさんある。まずそういったものを知っていただいて、地元から大阪を元気にしていきたい」と話す。「スタイリングエキスポ」で今回のようにさまざまな業種の企業が一堂に会するのは初めてといい、「今まで百貨店で取り扱ったことのない商品も多い。それらと消費者が出会う場を作り、例えば企業の方にも百貨店の流通ノウハウを学んでいただいて今後に生かすなど、それぞれの活躍に貢献できれば」とも。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。5月14日まで。