大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)北館14階イベントホールで9月11日、動物写真家、岩合(いわごう)光昭さんが撮影した猫の写真展「岩合光昭写真展『ねこ歩き』」が始まった。
1950(昭和25)年東京生まれの岩合さんは、19歳の時に訪れたガラパゴス諸島で自然の驚異に圧倒されたことをきっかけに、動物写真家として世界各地で野生生物を撮り続けている。一方で身近な存在である猫の撮影もライフワークとして40年以上続けており、ファンも多い。
同展では、岩合さんが近年訪問した国や国内の猫の写真約180点を展示する。「世界を歩く」「日本を歩く」「わが家のねこたち」の3つのテーマに沿い、ギリシャ、イタリア、トルコ、モロッコ、アメリカ、キューバで2012年~2013年に撮影した、人と共に暮らす個性豊かな猫の様子のほか、約10年かけて日本国内の猫に出会う旅をしたときの猫の写真、岩合さんと共に暮らした「海(かい)ちゃん」「にゃんきっちゃん」「柿右衛門」「ケナ」の写真も展示する。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=700円、大学生・高校生=500円、中学生以下無料。今月30日まで。