戎橋筋商店街で12月26日、アーケード改修工事が完了し、同商店街のキャラクター「えびたん」像の完成記念式典が開催された。
アーケード改修は、同商店街100周年事業の一環。全長320メートルの屋根を葺(ふ)き替え、トップライトを新設。採光面積を拡大したことで昼間照度が3.3倍~4.3倍に改善された。照明は蛍光灯からLED(発光ダイオード)に取り換え、調光装置の導入で夜間照度も3.3倍~4.3倍になり、電気代は約6割カットとなる。
式典では、えびたんや福娘、ミズえびすばしらによる「えびたん像」の除幕式が行われた。「えびたん」の銅像は高さ60センチで樹脂製。高島屋大阪店前から商店街に入ったなんばマルイ前に設置している。戎橋筋商店街振興組合の池上淳子理事長は「ふてぶてしい姿がかわいく、見ていて笑えるのがいい。新たな待ち合わせ場所になれば」と期待を寄せる。
同商店街では同日から縁起物をモチーフにしたLEDイルミネーションも始まり、「えびたん(えびす)」「打ち出の小づち」「招福猫」に新たなモデルとして「夫婦鯛」が加わった。
イルミネーションは来年2月6日まで。