アメリカ村のギャラリー「パライソ」（大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6213-8053）で2月26日より、芸術大学生4人によるイラスト・絵画展「pinpocopan（ピンポコパン）」が開催されている。

　同展は、大阪芸術大学4回生の白神絵美さん、香川歩さん、中山恵美子さん、前田吉章さんの「仲良し4人組」が企画するもので、メンバーでの開催は初めてだという。「デコレーション」をテーマにそれぞれが描いた作品を約30点展示しており、ポップでかわいらしいイラストから、力強くダイナミック絵画まで、個性豊かな作品が並ぶ。

　「マジック」でペン画を描く白神さんは「考えてしまうと思っているものが描けなくなるので、何も考えずに感じたまま書き連ねていく。4人はライバルでもあり大切な友だち。互いに刺激しあえるいい仲間」と話す。

　同展では主催する4人のほか、ゲスト参加している同大学の西正悟さんと下迫田麻衣さんによる作品も展示。白神さんは「どの世代の方にも受け入れていただける作品ばかりなので、1人でも多くの方に見てもらい、学生のパワーを感じてもらえれば。今月で卒業し、就職するメンバーもいるが、今後も活動を続けていきたい」と意気込みをみせる。

　開催時間は12時～20時。3月9日まで（最終日は17時まで）。

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