大丸心斎橋店（大阪市中央区心斎橋筋1）北館14階のイベントホールで12月10日、最新のデジタルテクノロジーを使った「学ぶ！未来の遊園地」が始まった。運営はチームラボ（東京都文京区）。

床に映し出された川の上を歩くと音や絵が出る「天才ケンケンパ」

　同社は、2001年東京大学大学院の学生を中心に創業し、アート、サイエンス、テクノロジー、デザインの境界線を曖昧にしながら共創によるものづくりを中心に活動している。同イベントは「子どもたちが最先端の技術に触れる接点を増やすことにより、将来につなげて欲しい」という思いで始まった。入場料は、中学生以上＝1,200円、3歳～小学生＝600円、3歳未満＝無料。親子チケット（大人2名、小人1名）＝2,700円。

　床に映し出された川の上に配置された色とりどりの三角や四角の上を「ケン・ケン・パ」で歩くと音や絵が出る「天才ケンケンパ」、縦3メートル50センチ、横12メートル50センチの巨大スクリーン上の上から落ちてくる象形文字を触ると、その文字が意味している絵に姿を変えて物語が始まる「まだ　かみさまが　いたるところに　いたころのものがたり」や自分が描いた魚が映像の中で泳ぎだす「お絵かき水族館」、ボールをたたいたり転がしたりすると色や音が変化する「光のボールのオーケストラ」など様々なコンテンツを用意する。

　大丸広報の荻野佳子さんは「最先端の技術が盛り込まれている新しい教育を体験できてとても面白い」と話したあと「回数制限や時間制限を設けていないので、大人から子どもまで存分に楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～20時（最終日は19時最終入場）。12月31日は10時～18時（最終入場17時）、1月2日は9時30分～20時（19時最終入場）。休業は1月1日。1月12日まで。