南海難波駅~今宮戎駅間の高架下にある商業施設「なんばEKIKANプロジェクト」(大阪市浪速区敷津東2)の第2期エリアが3月7日、オープンした。
ライブホール「Zepp Namba」の東側、南海電鉄本社が入居するビルの東に隣接する今宮戎駅北側の南海電鉄高架下スペースをリノベーションし、物販店や飲食店を集積する同プロジェクト。
昨年4月に北側部分の第1期エリア(271坪)がオープンし、自転車店「cycle HERO(サイクル ヒーロー)」、DIY用品店「DIY FACTORY OSAKA(ディーアイワイ ファクトリー オオサカ)」、レストラン「Charcoal Grill Parlor Orquesta(チャコール グリル パーラー オルケスタ)」が現在営業している。
第1期エリアと道路を挟む南側にオープンした第2期エリア(144坪)は、「感度や趣向が似た人々が店舗を通じて交流する商業ゾーン」として新店3店のほか、中央部分には、高架下の雰囲気を楽しむことができる自由通路も設ける。
新たにオープンしたのは、カフェ「TULLY’S COFFEE(タリーズコーヒー)」(63坪、67席)、ダイビングショップ「OCEAN STAGE(オーシャンステージ)」(20坪)、スノーボード・サーフショップ「LEAD Osaka(リード オオサカ)」(61坪)の3店。
タリーズコーヒーは、全国約570店舗で初めての鉄道高架下店舗。高い天井高を生かした広々とした空間とゆったりした席の配置で、ビジネスマンの利用だけでなく、女性の食事利用を目的とした「夜カフェ」需要も想定する。
オーシャンステージは、浪速郵便局前にあった店舗からの移転。初心者向けのダイビングライセンス取得支援、和歌山や日本海へのダイビングツアーを提供する。
リード オオサカは、1970年創業の老舗ショップ。10年前になんばパークスに移転した店舗を、再度、移転リニューアルしたもので、サーフボード、スケートボード、スノーボードを取り扱う。店内にスケートボードボウルを設置しており、スケートボードを楽しんだり、新作展示などのイベントを予定する。