松竹芸能(大阪市中央区道頓堀1)が運営する道頓堀の「角座広場」(同)内のフードコート「角座縁日」が2月8日、「角座横丁」にリニューアルした。
2014年7月からアジアのナイトマーケットを手本に屋台を集結させていた「角座縁日」。近年、道頓堀に外国人観光客が多数訪れるようになったことから店を5店から10店に増やし、外国人観光客をターゲットにした日本の伝統的な和食や人気店をそろえる「角座横丁」にリニューアルした。
魚介や野菜を揚げた天ぷらを提供する「たろじろう」や、特選クリを焼き上げた京都錦市場の焼きポン「京丹波」、くるみチップでスモークした牛タン「Smoke Bar 燻肴」のほか、和風の甘辛ダレ風味の空揚げ「うん~ま」など10店。フリースペースとして約50席のテーブルや椅子も用意した。
8日に行われたリニューアルオープンイベントでは振る舞い酒を来場客に配布し、餅つきや鏡開きを行った。ステージでは、若手芸人や、地元アイドル「ヲタきゃんず」のほか、歌手の荒深菜摘さんが登場。今後、お笑いライブや、アイドルライブ、ノンバーバルパフォーマンスを開催していく予定。入場無料。
松竹芸能事業開発室の宮島友香さんは「道頓堀の街のコミュニティーの中心になれたらうれしい。外国人観光客の皆さまに日本の伝統食を横丁から発信できたら」と話す。
営業時間は12時~22時。