心斎橋の洋菓子店「パティスリー・セイ ロワン スタージュ」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-4963-5111)で販売する、チーズケーキとロールケーキを組み合わせた「心斎橋チーズロール」が、幅広い客層から人気を集めている。
心斎橋チーズロールは、同店パティシエの西園誠一郎さんが約1年半かけて完成させた人気スイーツ。インターネットの「お取り寄せサイト」で常に上位にランキングされていた「チーズケーキ」と「ロールケーキ」を組み合わせ、試行錯誤の末今年3月に誕生した。モチモチした食感が特徴で、シフォンケーキ生地に濃厚なレアチーズケーキを巻き込んだ。価格は1本1,300円。
店舗には、チーズロールを求めて1日200人~250人(予約など含む)が来店する。当初の1日20本の販売から現在は96本に増やしたが、午後には売り切れてしまうという。テークアウトのほか、購入したケーキを切り分け店内で食べることができる。時間帯によって客層はさまざまで、「平日は女子高生から年配の方、午後からは主婦が多い。また夜には家族へのお土産として購入されるビジネスマンの方や、朝からワインとチーズロールを楽しむ主婦などの姿も」(西園さん)。
西園さんは、偶然見たテレビ番組がきっかけで、パティシエへの道を進むことに決めたという。「遠い修行(=Loin stage)」の意味を持つ店舗では、西園さんが修行時代に出会ったクラシックな洋菓子が並ぶ。アンティークな雰囲気の店内では、ケーキをはじめ、ランチ、ディナーをゆっくりと味わうことができる。「『堂島ロール』や堀江の『生ロール』など、『ご当地ロール』が多いのは大阪ならでは。店舗が心斎橋にあることと、インパクトのあるネーミングを考え、『心斎橋チーズロール』と名付けた」(西園さん)。「今後はマカロンなどのスイーツにも力を入れていきたい」とも。
営業時間は11時30分~22時(日曜・祝日は11時30分~19時30分)。
粒状のソースをかけて食べる「塩バターキャラメルプリン」が話題に(なんば経済新聞)北堀江にカフェ新店-生ロールケーキと「堀江バウム」が人気に(なんば経済新聞)そごう心斎橋本店で「ロールケーキフェア」-期間限定・日替わり出店も(なんば経済新聞)LOIN STAGE(ロワン スタージュ)西園さんのオフィシャルブログ