金製品を展示・販売するイベント「大黄金展」が11月13日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階で始まった。
金製品の製造・販売や貴金属の買い取りなどを手がけるSGC(東京都中央区)が企画し、全国の百貨店を巡回する同展。会場では、仏具や仏像、大判小判、和食食器、置物など1000点以上の金製品を展示・販売する。インゴットの分割加工や、金、銀、プラチナの買い取りにも対応する。
今回は、金箔(きんぱく)800枚を使って製作した高さ約1.25メートル、幅約1.52メートルの「金箔シマフクロウ」(参考価格1,980万円)を特別展示。金製品は、しおり(1万560円)や来年のえと「巳(み)」のイラスト入りのカレンダー(1万3,420円)をはじめ、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」(122万1,000円)や」日産自動車の「スカイラインGT-R」(756万8,000円)をかたどった商品もそろえる。
会場には、昭和の改元から100年を迎えることを記念した「昭和コーナー」を設置。「昭和百年」と記された小判(96万8,000円)や、1972(昭和47)年に放送が始まったテレビアニメ「マジンガーZ」の純金フィギュア(770万円)などを用意する。付近には、懐かしさを感じてもらえるようブラウン管テレビや単層式洗濯機などのアイテムも展示する。
同店広報担当者の袁正記さんは「子どもや孫に資産を継承するため来場する人が多い。販売だけではなく買い取りも行っているので、気軽に来てもらえれば」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。11月18日まで。