
クリエーティブチーム「AC部」による展覧会「GIFTOOOON(ギフトゥーン)」が4月11日、南船場のアートギャラリー「i GALLERY OSAKA」(大阪市中央区南船場3)で始まった。
「AC部」は1999(平成11)年に結成された、テレビ番組や広告用アニメーション、ミュージックビデオなどを制作するクリエーティブチーム。「GIFTOOOON」は、東京・日本橋で初開催し、福岡・広島と巡回。大阪で4会場目となる。
目玉展示は、自動で漫画を描き続けるロボットのような作品「自動漫画家」。モニター上に映し出される顔や腕の映像と、ペンを持つ機械の手の動きが連動しており、まるで悩みながら描いているように動く。描く漫画は縦長の作品で、展覧会終了後に約30メートルの作品になる。このほか、GIF変換による画像の圧縮や粒子感を一粒一粒手描きで表現したキャンバス作品など、約45点を展示。グッズ販売も行う。
展覧会担当者は「結成から25年たつので、当時のファンが家庭を持ち来場するなど、ファミリー層も多い。自動で描くロボットと、人の手で描いた作品の対比も楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は12時~19時。火曜休館。入場無料。5月12日まで。