ペルシャの新年を祝う-心斎橋のペルシャ料理店でカウントダウン

新年を迎えた瞬間をクラッカーで祝う参加者

新年を迎えた瞬間をクラッカーで祝う参加者

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 心斎橋のペルシャ(=イラン)料理店「ラ・ペルセ」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 06-6251-4300)で3月20日、ペルシャの新年を祝うパーティー「ノウルーズまつり」が開催された。

ノウルーズを迎えた店内はさらに盛り上がっていく

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 「ノウルーズ」はイラン暦の元日を表し、太陽暦でいう「春分の日」にあたる。イランを中心に、中東地域の広い範囲で使われているイラン暦では、春分の日に太陽が春分点を通過する時刻に新しい年が始まるとされている。

 同店では、新年の瞬間となる3月20日20時43分39秒(日本時間)にカウントダウンで祝うパーティーを開催。当日はイラン人やパキスタン人、日本人など70人が集まった。ペルシャのおせち料理などが振る舞われたほか、ダンサーがダンスパフォーマンスを繰り広げるなどし、パーティーを盛り上げた。60年代のストリートダンスや宮廷舞踊を披露する「ペルシャンダンスパフォーマンス」も行われ、店内は熱気に包まれた。カウントダウンでは、参加者全員がクラッカーを持ち新年を祝った。その後振る舞われたシャンパンで乾杯、新年の喜びを分かち合い、思い思いにダンスを踊った。

 同店は昨年6月、イラン人オーナーのアーマッド・モアフィさんが出店したペルシャ料理店。現地直輸入のドライフルーツを使用し、本場の香りを残しながら、野菜、豆、果物を多用したヘルシーな料理を提供する。

 モアフィさんは「日本の人にペルシャの正月を広めたい。イランの人とも一緒に盛り上がりたい」とパーティーを企画。「来年以降も続けていきたい」(同)と意欲を見せる。

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