大阪ミナミ・道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」に7月7日、817灯のちょうちんが取り付けられ、平松邦夫大阪市長や商店街関係者ら約60人が参加して点灯式が行われた。
点灯式は、「大阪ミナミの夜を彩る夏の風物詩」として、道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」に数百灯のちょうちんを点灯させる企画「道頓堀川祝祭提灯」の初日を記念して行われたもの。地元商店街で構成するいっとこミナミ実行委員会(本部=道頓堀商店会)が主催し、地元の商店・企業などから1灯=1万円の料金を集め、ちょうちんを飾り付けた。
点灯式に参加した平松市長は「景気の悪いなか、大阪から元気を作っていきたい。商店街の皆さんが、ミナミの街を復活させようといろいろな取り組みをしていただいている。ぜひ一緒に大阪を元気にしていきましょう」とあいさつ。
道頓堀商店会の今井徹会長は「今年でちょうちんは12年目になる。昨年は『水都大阪2009』のためちょうちんはお休みしたが、『やっぱりちょうちんがないと寂しい』という声があり、復活した。当初500灯を目標にしていたが、817灯も集まった。2015年は道頓堀開削400周年で、その時には3,731(ミナミが一番)灯のちょうちんで湊町リバープレイスから堺筋までを結びたい」と意気込みをみせた。
その後、平松市長のかけ声で一斉にちょうちんが点灯し、商店街関係者や観光客らから歓声が上がった。ちょうちんは「とんぼりリバーウォーク」の戎橋から相合橋の間、約250メートルの両岸に設置されており、夜間に点灯する。
点灯時間は19時~翌2時。8月15日まで。