見る・遊ぶ

サーファー歴35年の画家・松田大児さん作品展-心斎橋の書店で

移住して20年になる種子島を拠点に画家、俳人として活躍する松田大児さん

移住して20年になる種子島を拠点に画家、俳人として活躍する松田大児さん

  • 0

  •  

 心斎橋の書店「心斎橋アセンス」(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6253-0185)5階のギャラリー「アセンス美術」で現在、種子島を拠点に画家、俳人として活躍する松田大児さんの作品展「サーファーってこんなかんじ展」が行われている。

会場中央には流木で作ったサーフボードと車を設置

[広告]

 同展は、35年以上サーフィンを続ける松田さんが「これまでサーフィンをしたことがない人に、サーファーってこんな感じですよというのを見てもらいたい」と企画したもの。1台の車に乗り合わせて、音楽を聴きながら海へ向かう。そんなサーファーの日常を実感してもらおうと、会場中央には流木で作ったサーフボードと車を設置。そのほか、種子島やカリフォルニア、ハワイで出会った海の風景やサーファー仲間を題材にした油絵や人形、絵本など約80点を展示する。

 松田さんは1957(昭和32)年奈良生まれ。29歳で俳句を始め、自己表現の楽しみを知った松田さんが、画家を志すようになったのは31歳のとき。洋画家・中川一政さんの作品に魅了され、こんな絵を描きたいと思ったことがきっかけだという。以来、墨、岩彩や油絵の具を使った素朴で温かみのある作品を発表。2004年に作品集「ALOHA JOURNEY(アロハジャーニー)」(大伸社)を出版。2005年には米・アウトドア衣料メーカーのパタゴニアとキリンビールで作品が商品化されるなど、各界から注目を集めている。

 「ありのままの自分が感じたこと、思ったことを作品に残していきたい」という松田さん。会場では、今回の作品の題材になった松田さんの家族や仲間、先輩が登場するドキュメンタリーも上映する。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月21日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース