大阪・心斎橋の周防通(ヨーロッパ通り)に4月12日、串かつ店「だるま 心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6121-5594)がオープンする。
大阪・新世界に本店を構え、毎日行列ができるほどの人気店。心斎橋店は、幅広い層に向けたエンターテインメントスペースの提供を目指し、「串かつ業界の革命。ハイテクを駆使したオペレーション」(上山勝也会長兼社長)を取り入れた。
客席には、電車の模型が走るレールを設置し、下段を地下鉄御堂筋線、上段を大阪環状線に見立て、電車が串かつを載せて運んでくる。注文は、タッチパネルででき、日本語、英語、韓国語、中国語、台湾語の5つの言語に対応する。
店舗面積は約120坪。2階建てで、1階に57席、2階に88席の計145席を設ける。内装は、店内全体を大阪の街に見立て、その中をだるま電車が走るコンセプトで、壁面には大阪情報コンピュータ専門学校(天王寺区)の学生が「通天閣から見た大阪の街」をテーマに描いた絵を飾る。
メニューは、全店共通の「元祖串かつ」「豚かつ」「紅しょうが」(以上120円)など。同店限定メニューとして、「牛ベーコン」(120円)、「鶏スープ麺」(300円)のほか、女性を意識した「18穀米おにぎり」「ブラマンジェ」「もちもちアイス」(以上300円)、大阪を意識した「ミックスジュース」(350円)を用意する
上山さんは「食事だけでなく、大阪の笑いの文化を取り入れた店作りをした。大阪の新名所になれば」と話す。
営業時間は11時~22時30分。