大阪・南船場の写真ギャラリー「NADAR(ナダール)/OSAKA」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6251-8108)で5月28日から、写真家・野村恵子さんの写真展「Soul Blue -此岸(しがん)の日々-」が開かれる。
南船場「大阪農林会館」地下1階にある同ギャラリーが、開設13年目を迎えることを記念し、企画した写真展。同ギャラリーのオーナーが以前から野村さんの写真集を見て気になっていたことから開催が決まった。
野村さんは兵庫県神戸市生まれ。大阪ビジュアルアーツ専門学校を卒業後、渡米。人物や風景からにじみ出す濃密で切ない空気感、その独特の色彩感覚などが評価され、1997年に、コニカプラザ「新しい写真家登場」特別賞、1999年に日本写真協会新人賞、2000年に東川賞新人作家賞を受賞した。
同展では、昨年発売した写真集「Soul Blue -此岸の日々-」収録作品に、今年撮影した数点を含む約20点を展示する。会期中、野村さんが登場するクロストーク(5月28日19時半~21時。入場料1,000円)、ギャラリートーク&ポートフォリオレビュー(6月1日18時~21時。参加費=レビュー参加2,000円、見学のみ1,000円)、ギャラリートーク(6月8日18時~19時。無料)、女性のための写真ワークショップ(6月8日19時~20時30分。2,000円。要予約)も行う。
開催時間は11時~19時(6月1日のみ17時45分まで)。6月3日休廊。6月9日まで。