大阪・道頓堀に4月16日、「一蘭 道頓堀店屋台館」（大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6210-1422）がオープンする。

「天然とんこつラーメン」

　関西エリアでは初となる新業態「一蘭屋台」を含む同店は、ビル1棟全フロアを使用した国内最大の店舗。1階は約50種類を扱う土産物販売スペース、2階・3階は合わせて60席の「味集中カウンター」、4階・5階は「一蘭屋台」となっている。店舗面積は279坪で、席数は172席。

　店内は、屋台ならではの空気感と、昭和レトロな懐かしさを融合した空間をイメージ。壁面には昭和の中州の風景を写した貴重な写真や、小ネタを書いたポスターを展示している。メニューは、一蘭特製麺生麺と唐辛子を基本に、30種類以上の材料を調合して熟成させている秘伝のたれが絡む「天然とんこつラーメン」（790円）や「釜だれとんこつ焼き豚皿」（490円）、関西では同店しか食べることのできない「抹茶杏仁（あんにん）豆腐」（390円）などを提供。

　同店のすぐ近くにある道頓堀店（宗衛門町）には、昨年外国人が40万人訪れた。同店でも外国人観光客を誘致するため、外国人スタッフを積極的に採用し、1日に働くスタッフの約3分の1が外国人になる予定。ラーメンのオーダーシートも、英語、中国語、韓国語に対応する。道頓堀店と2店舗体制になることで行列の緩和につながり、待ち時間の短縮が見込まれるという。

　店長の前川亜依さんは「来店される全てのお客さまに、屋台館という一蘭の新しい魅力を知っていただき、満足いただける環境を作れるよう一生懸命尽力したい」と話す。

　24時間営業。