なんばに12月11日、訪日旅行者向け宿泊施設「ゲストハウスわさび大阪Bed and Library」(大阪市中央区千日前2)がオープンする。
運営は、高速夜行バス「VIPライナー」を運行する平成エンタープライズ(埼玉県富士見市)。同施設はこれまで、東京から大阪間を走る高速バスの主要ターミナルのうち、東京、名古屋、京都の3拠点に展開。今回で4カ所目となる。
JRなんば駅から徒歩5分の場所にある同施設は、地上4階建ての2、3階に位置する。収容人数は同社運営施設で最大の140人。客室は、男性ドミトリー=22部屋、女性ドミトリー=40部屋、男女混合ドミトリー=34部屋、男女混合ドミトリー(TV・PC付き)=44部屋の全140室。ドミトリーは通常、部屋の大きさに合わせて2段ベッドが入っている相部屋を指すが、同施設ではベッドごとに壁があり、個室感覚で宿泊ができるのが特徴。
同施設内には初の試みとして2階共有スペースに約1万冊の書籍を設置予定。ほかの宿泊者とコミュニケーションが取りやすい空間にした。日本語の書籍だけでなく、人気漫画「ONE PIECE」「NARUTO」「ドラゴンボール」の英語・中国語・タイ語版など4カ国語を用意する。そのほか、個室シャワーやパウダールームを設け、全ての部屋にWi-Fiを完備する。
料金はドミトリー宿泊2,500円~。