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なんばにクリエーター向けシェアオフィス「T4」 共有部充実、「卓球」モチーフに

「T4 BUILDING OSAKA」外観

「T4 BUILDING OSAKA」外観

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 クリエーター向けシェアオフィス「T4 BUILDING OSAKA(ティーフォービルディングオオサカ)」(大阪市浪速区難波中3)が8月にオープンする。

ルーフトップテラスのイメージ

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 シェアオフィスの企画・設計・運営をリアルゲイト(東京都港区)が手掛ける。同社ではこれまで、東京の渋谷・青山エリアを中心に築年数の古いビルを45棟リノベーションし、シェアオフィスとして運営しているが、地方展開は今回が初めてとなる。中小規模の古ビルに特化し、企画からリーシング運営までを手掛けるほか、共用部に屋上やシャワー、キッチンを設けるなど、他社との差別化を図るオフィス作りを行っているのが特徴。

 「T4 BUILDING OSAKA」は、卓球用品総合メーカーのVICTAS(難波中1)の旧本社ビルをリノベーションする。築48年の10階建て、延べ床面積は436坪。耐震補強を施した上で、7坪~40坪の17区画のオフィスとして貸し出す。予定賃料は月額10万円台~。オフィス内は空調やインターネット、コンセント、ライティングレールなどの最低限のインフラ設備を整えたシンプルなもので、入居者は内装やレイアウトを含め自由な空間作りができる。

 1階には東京・渋谷の複合型卓球施設「T4 TOKYO」内のレストラン「THE RALLY TABLE」がプロデュースする英国風カフェ&バル「T4 CAFE NAMBA」が出店。入居者だけでなく一般利用ができるコミュニティーカフェに位置付ける。2~10階にオフィスを設けるほか、ラウンジ、ミーティングルーム(10人まで収容)、ルーフトップテラスなどを設ける。

 リアルゲイトの広報担当者は「ラウンジやルーフトップ、会議室など共有部が充実したデザイン性の高いシェアオフィスは、大阪市内にはまだ少ない。カフェを1階に設け、地域と施設全体のコミュニティーハブになるような場所として運営していきたい。事業主が培ってきた卓球を通したつながりを生かし、ラウンジやカフェに卓球台を配置する」と話す。

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