「お寺で夏まつり」が8月19日~21日の3日間、南堀江の寺院「萬福寺」(大阪市西区南堀江1)で開催される。
400年以上の歴史を持ち、「島之内の萬福寺さん」として古典落語「親子茶屋」にも登場する同寺院。1958(昭和33)年に島之内(現在のアメリカ村)から現在の場所に移転した。供養のほか、寺子屋の運営、刊行物発行、イベント開催などを通じて地域のコミュニティーセンターとして機能している。
夏祭りは新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次ぐ中、「堀江界隈の子どもたちに夏を楽しんでほしい」と寺院内のカフェ「寺カフェ茶庭」が企画。ヨーヨー釣りや的当て、かき氷の提供などの縁日のほか、中庭を開放して浴衣での撮影会も行う。
カフェ店主の石田奈津子さんは「開放感のあるお寺の庭で思いっきり夏を楽しんでほしい。浴衣で写真撮影を楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は、19日=14時~16時・17時~19時、20日=17時~19時、21日=17時~20時で各回1時間。入場料は500円。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、人数制限を設けて開催する。事前予約制。