ホテル事業を展開するアパグループ(東京都港区)が3月1日、「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」(大阪市浪速区湊町1)の起工式を行った。
同社によると、「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」は40階建て、客室数2060室のタワー型ホテルで、完成すれば同社の運営するホテルで西日本最大規模の客室数になるという。2024年10月の開業を予定している。最上階には展望レストラン・プールを備え、大浴場やフィットネス、大型レストラン、カフェやコンビニも配置するなど「滞在そのものが楽しくなるホテル」を目指して設計する。
起工式で、元谷外志雄社長は「都会にいながらリゾート気分を味わえ、滞在そのものを楽しめる『アーバンリゾート』として、大阪難波エリアの新たなランドマークとなるホテルを目指す。このホテルに行ってみたいという需要を喚起し、大型ホテルといえでも高稼働を期待できる」と話した。
同ホテルは複合商業施設「大阪シティエアターミナル」(愛称=OCAT)や、2031年春に開業を予定するなにわ筋線「(仮称)新難波駅」から徒歩1分の場所に位置する。今年12月には客室数1704室の「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉」の開業も控えている。