姫路発のレモンケーキ専門店「レゾンデートル 四ツ橋店」(大阪市西区新町1)が7月28日、大阪・新町にオープンした。
新型コロナ禍の影響で閉店した兵庫・姫路のカフェ&バー「ブエナビスタ」の人気スイーツだったレモンケーキを専門に取り扱う店として、2020年10月に1号店をオープン。大阪初出店となる同店は10店舗目。店内はアンティーク風の家具やドライフラワーで装飾し、「パリの街角にある老舗菓子店」をイメージしたという。テイクアウトのみで営業する。
レモンケーキは、神戸北野ホテルの総料理長・山口浩シェフが監修した、農薬やワックス不使用の瀬戸内レモンを丸ごと煮詰めて作るコンフィチュールを使用。北海道産のバターや小麦粉、卵などで作った生地を低温でじっくり焼き、仕上げに表面には、レモンの生搾り果汁が入ったアイシングをかける。小麦粉を通常の3分の1の量に抑え、代わりに卵の割合を増やすことでしっとりとした食感を出した。
店内には、レモン型とカヌレ型の2種類を、それぞれ大(420円)、小(200円)2サイズ用意。フレーバーはレモンのほか、カヌレ型のみココアやストロベリー、アールグレイ、ピーチ、パッションフルーツもそろえる。同店限定で、さっくりとした食感が特徴の「四ツ橋レモンチーズタルト」(420円)も販売する。
同店を運営するトニージャパン(同京町堀1)の香川翔社長は「暑い夏場は、冷蔵庫でしっかり冷やしてからスライスして食べるのをお勧めしている。焼き菓子とは思えない口溶けのいい食感を試してほしい」と話す。
営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。